ソフトウェアテスト293の原則(第3章/第4章)
- 作者: Cem Kaner,James Bach,Bret Pettichord,テスト技術者交流会
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2003/04/22
- メディア: 単行本
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■■第3章 テストの技法
■048:テストの五大要素をいつも念頭に置け
- テスト実施者
- 網羅性
- 発見したい問題
- 作業内容
- 結果の判定方法
■050:網羅性に着目したテストは,どこまでテストするかがポイント
- 関数テスト⇒UTテストコードで網羅可能(と思う)
- 機能や関数の組み合わせテスト⇒これもUTテストコードで網羅可能とみた
- メニューツアー:GUIを備える製品で全てのMenuを動かす
- ドメインテスト:変数に着目したテスト
- 境界値テスト
- 最適な代表値によるテスト
- 変数テスト⇒P60参照
- 入力フィールド用のテストマトリクス⇒P52参照
- フィールドの変更の仕方を明確にしたテスト
- 論理テスト
- パステスト
- 状態遷移テスト
- カバレッジテスト
- 繰り返し発生する問題用テスト⇒P55参照
- 仕様書/要求に基づくテスト
- 組み合わせテスト
■051:問題に焦点をあてたテストは,どんなリスクがあるかがポイント
下記、よくバグであがるもの
- 演算処理上の制約
- メモリに関する制約
■052:作業に焦点をあてたテストは,どうテストするかがポイント
下記、あまりやったことないもの
- ゲリラテスト:経験値が高いテスタに一定期間内で攻撃的なテストを一気に行う
- インストールテスト
■■第4章 バグの報告
■057:障害レポートを商売道具として活かせ
- バグを修正することで得られるものを明確にする
- 反論を予期して対応しておく
■061:他人の障害レポートの書き換えは安易にやるな
追記情報として上書きはしない。また日付と名前が確実に追記情報に入るようにする
■065:障害管理システムをプログラマの評価に使うな
あくまで技術的目的で使用すること。士気を下げてはいけない
■066:障害管理システムをテスト実施者の評価に使うな
報告バグ数とバグの中身は全然別の話
■072:修正に値しないバグはない
- 修正が4時間以内で済み、かつ同じ苦情が繰り返しそうな「安価な修正」に対応していると、サポートコストは半分に軽減というレポート
- 軽微な欠陥は信頼を下げる
■073:優先度と重要度を区別せよ
- 優先度:会社としていつまでか
- 重要度が高くても(X年X月以前のデータは壊れる)優先度は低いかもしれない(X年X月のデータはもう入力不可)
■075:些細なコーディングエラーを見つけたならテストを追加せよ
様々に条件を変化させてテストをしてみる
- テストの行動様式を変える(実施内容を変えることで条件を変える)
- アプリの設定を変えてみる(テスト対象プログラムに変更を加え、条件を変化させる)
- 環境を変更してみる
■076:再現しないエラーも全て報告せよ。時限爆弾になる恐れがある
これは、やらないかもなー。統計では修正可能なのは、「再現しないバグ」の20%しかないと言われているらしいが、やっぱり報告
■077:再現できないバグはない
ホントはそんなものないんだよ。確かに!
■081:重複した障害レポートは問題解決促進剤になる
- 検索できるようにしてあること
- 相互に参照可能なこと
- 問題が解決するまでCloseさせないこと
■082:障害レポートは1件に1葉
よくやる人がいる。DB化できないし混乱するから複数キチンと記載する
■085:問題点をはっきり報告し、解決策は書かない
解決策には複数あるかも知れない。最適な1手を見逃させることになる
■090:障害レポートをクロスレビューせよ
これはやったことないかも。テスタのレベルがあがるし、PG側からの要望もあるだろしやった方がいいな。
■091:相手に直接会っておこう
報告書を読む人を知っておくと全然違う。これは大事だ。絶対。大きいPJであればあるほどそうだ。
■094:バグ確認は鮮度が命
- 修正者に対しての敬意。信頼関係でバグFIXが加速しやすい
- 報告が遅れるほど、修正者は忘れていく
■095:修正が失敗していたらプログラマと直接話し合おう
これも確かに。レポートも必要だけど直接は大事だ、絶対