ふりかえりワークショップやりました

前のプロジェクトの面々にワークショップやりました。何度かふりかえりをやっているので、ここら辺りでPFのこととかちゃんと伝えたいっていうのと、次のプロジェクトでも実践してほしいという思いがあって2時間コースで行いました。

流れとしては、パワポ80ページくらいの資料作ってPFの話をして、ふりかえりの定義とかルールとかKPTのやりかたのおさらいとか、コツとかその辺りを話しして、ワークショップをやってもらう。その後、今回のワークショップでをふりかえって、「自分が次のプロジェクトでファシリテータとしてふりかえりをやったら」というテーマでみんなでふりかえり。なかなかの出来でした(自画自賛

ちょっと前に富士通カイゼンフェスタで受けたワークショップでは、ゴムを使ってボールを運ぶという作業だったのですが、用意するのが大変そうだったので、カイゼンフェスタの後の懇親会でのアドバイスを元に下記の感じで行いました。永和の天野勝さん、富士通カイゼンフェスタのスタッフの方々、ありがとうございました!

■■ワークショップ
■準備するもの

  • はさみ、のり、テープ、ホチキス、ホチキスの芯、小さい付箋、A3用紙3枚(チーム数分)
  • ペン、太いペン(各自)
  • 模造紙、大きめの付箋(最後にみんなでやるふりかえり用)
  • A4の裏紙をありったけ、タイマー、メジャー(全体で使用)
  • 計測結果を記載用の用紙をチーム数分(チーム名を入れるところと、3回分の計測結果を書く枠を印刷したもの)

■流れ

  1. チームを作ってもらう(3人1組くらい)
    • 自己紹介をする
    • チーム名を決めて、計測用紙に書く
  2. 1回目の実践(3分)とふりかえり(10分)
  3. 2回目の実践(3分)とふりかえり(5分)
  4. 3回目の実践(3分)とふりかえり(5分)
  5. 各チームからの発表(各チーム3分)
  6. 最後にみんなでふりかえり(15分程度)

■ルール

  • A4裏紙を使って塔を作ります
    • どんな方法でも構いません(貼る、積む、切る)
    • 3分経過後高さを計測して記録します

■■ワークショップ結果
■チームAは2回目塔が崩れたながらも、1回目と3回目の差が1番あったので見事優勝で駄菓子セットをゲットしました。独自の路線でふりかえりもわきあいあいとしてました。



■チームBは圧倒的な高さを誇りました。他チームを意識せず自分たちの作業に集中し、分業もきっちり。みごとなチームワークでした。Tryを次のKeepやTryにまわしてつかっていて、きっちりふりかえりができてたのが印象的でした。



■チームCはやり方を工夫しながらも、高さに伸び悩みました。周りを意識しすぎたと発表のときいっていましたが、もう1回やれば大分いけたと本人たちも端でみていた私もそう思いました。結果が出なくでも意欲的なふりかえりがよかったです。あとは普段は物静かな面子が集まったのに、かなりみんな大きな声で、たくさん話しながら作業していたのがとても印象的でした。



■■みんなでおこなったふりかえり

  • Keep/Good
    • 仕事のときよりさらにコミュニケーションがとれた
    • 意識の一致が図れた
    • カイゼンがとてもうまくいった
    • スパンを短くふりかえりをすると、カイゼン幅がのびやすい
    • スパンを短くすると、テーマが決めやすそうだ
    • 互いの裏の顔がみえた
    • ふりかえりのときに、何を気をつけたり考えたりしたらいいのかわかった
    • ふりかえりの時間が短く決められていると集中する
  • Problem
    • 時間の使い方がうまくなかった
    • ProblemとTryがごちゃごちゃになりがち
    • 明確なテーマを決めないとふりかえりがぶれる
    • 原因追求に走りがち
    • これを言ったら笑われるかもと思っていえなかったことがある
    • 整理整頓ができなかった
  • Try
    • もちまわりでファシリテータをやってみる
    • 短いスパンで開催する
    • テーマをちゃんと決める(ためにも短いスパンで)
    • ささいなことでも言ってみる
    • 朝会で、Tryの確認時間を設ける


終了後、メンバーで飲み会をしたときも、気づきを報告しあったりとか、今度はこうしたいねとか、楽しかったとか、頭使ったとか、勉強になったとか、ずっとワークショップが話題になってたのが嬉しかったです。次は自分のチームじゃないところにワークショップやる予定!

最後に、一番高かった塔の写真