物語

角谷さんが、「福井さんと話していて設計書も絵本みたいにできないかなー」って書いていらした。平鍋さんは、「ソフトウェアの仕様書は、聖書のように、物語によって、共感を運ぶべきだ。」と書いていらっしゃる。

昔、高校の同級生に天才的に頭の良い子がいて、みんながテストが近くなると勉強を聞きに来てとても大変な様子だった。で彼女は授業中を利用して、みんなが分かるようなノートを作っていて、それは「漫画:二次方程式」だったり「図解:reader」だったり、「絵本:イオン結合とイオン結晶」だったりした。「漢文で書くラブレター」みたいなシリーズもあって、色鉛筆いっぱい使って、漫画だのイラスト入りだの、絵本だの、教則本などを作っていたんでした。

で、テストが近くなると、そのコピーが出回る。それ読むとあんまり質問が出てなかったな。次回バージョンのリクエストはいっぱい出てたけど。
その漫画の登場人物は、友達だったり、先生だったり、歴史上の人物だったり、読み物としてとても楽しかった。横山ファンの男子が、やったら中国の歴史に詳しいのも一緒だな。

なんで、ソフトウェアの仕様書はあんな、堅っ苦しいのかねー、どこもそんなもんなのかしら?