MartinFawler来日記念ITトレンドセミナー

XPJUGのスタッフのお手伝いのお陰で頂いた招待枠で参加。スタッフの皆様に感謝。仕事のため午後からの参戦
http://www.tech-arts.co.jp/xp/xp_agileseminar/program_2006.html

ファウラの午後講義のトピックだけメモ【Agileでoffshoreの実現】

  • 成功の定義
    • [Agile] 顧客に価値をもたせられたかどうか
    • [従来型] 計画書通りだったかどうか。
    • [Agile] 質の高い人を集めて、能力に応じてArrangement(これによりチームによってプロセスが変わる)
    • [従来型] 1.役割を作る 2.人をそれに割り当てる。誰がやるかは関係ない
  • プロセスより人を重視。1つのFactor(人)だけがProjectの成否を決める。プロセスは2次的なものでしかない
  • ThoughWorksではアメリカ-インドではoffshoreがBase(小:米1人-印10人〜大:米50人-印50人)
  • オススメ
    • 常時結合(CruiseControl
      • サイト内のどこか1拠点にHOSTをあてて、全てソース管理は一括で行う
      • 変更箇所は全員に配信し、時差のある拠点では朝来て変更箇所をチェック
    • 信頼関係
      • プロジェクトの1番最初には「会って」コミュニケーションをとる。電話、メールではダメ
        • できれば関係者全員同士が対面し、2〜3週間は一緒に過ごす
        • 要件を詰めたり、アーキテクチャの相談をしたりする(が、ここで全部決める分けではない)
        • 交流するための活動をキチンとする(観光、食事)
      • Ambassador(大使)の交換を行う(数ヶ月〜半年くらい)
        • 大使はチームの1人1人に精通していること
        • 派遣期間は長くなりすぎないように(自分のチームのことが分からなくなるから)
  • 注意
    • 文化は違うので「違うこと」を認識することが大事。(例:インドでは上長に対して意見を言うことは失礼にあたる)
    • DailyMeetingを行う
      • 各サイトでは毎日行う
      • 通信手段を用いて、各サイト代表がサイト間Meetingを行う。習慣にすることが大切
      • (案の例)TV会議、各サイトへのビデオカメラの設置
    • 人間関係を良くするための事象には、お金を惜しまないこと


昔のように、「オオオオッ」みたいな感激はなかったけど、やる気はもらいました。ありがたいです。